中世ヨーロッパでハンターが狩猟の時に用いた銃の薬莢(カートリッジ)を入れる鞄が原型。
側面のマチの上部と蓋が一体になっていることで森のなかを獲物を追って駆け回っても鞄から薬莢が落ちません。
現在ではカジュアルなタウンバッグですが、かつてのいわれを知っていると持っているのが楽しくなります。
マチはパイピングを施し、口と蓋は共革のバイヤスで仕立てる内縫いの技術で仕上げています。
革:タンニン鞣し・揉み革・イタリア製、糸:柿渋染、内装:カーフ・フランス製(ポケット有)